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大腸がん



大腸がんは増えている!

大腸がんと診断される患者さんの数は年間約11万人で、年々増加しています。
大腸がんは、がんの中で男性では3位、女性では2位で、日本人にとって身近ながんの一つです。 また、2013年にがんで死亡された人は、約36万人で、大腸がんは、男性では3位、女性では1位です。
大腸がんの約7割は肛門に近い直腸やS状結腸に発生します(図1)。

図1.大腸がんの部位別発生頻度
大腸がんの部位別発生頻度
資料:大腸癌研究会より


大腸がんの症状は?

大腸がんがある程度の大きさになると、血便、便秘、下痢、腹痛などの症状が現われますが、早期がんでは、ほとんどが無症状です。
また、大腸は長い臓器なので、がんができた場所によって少しずつ症状が違います。
結腸の右半分にできたがんでは、症状が現われにくい傾向があります(図2)。
自覚症状がある場合は、医師と相談して下さい。

図2.がんのできた場所による症状の違い
がんのできた場所による症状の違い
資料:大腸癌研究会より



大腸がん検診を受けましょう!

大腸がんは、早期に発見して治療すれば、ほぼ治癒が可能です。
早期に発見するためには、大腸がん検診を受けることが大切です。
大腸がん検診は、便潜血検査で便中に血液が混ざっていないか調べる検査です。
検査方法は、便の表面を採便棒でこすりとって、容器に入れるだけの簡単な検査です。
精度を上げるために2日分の便検査をします。便潜血陽性となった方は、大腸カメラによる精密検査が必要です。